テーラー見習いのブログ

埼玉県のテーラーミヤサカで見習いをしている26歳です。手縫いにこだわりをもっている、キャリア50年を超える師匠のもとでの見習い生活の日々を綴っていきます。

今日のブログは長いです

バイト先の友達S君、
ほぼほぼバイトを一緒に入った日は、バイト後、ウチに来て一緒にコーヒーを飲みます。

まだ夏で、夜が涼しいと感じられる頃には、
近所のコンビニの外にあるベンチで、
コンビニで買ったコーヒーを飲みながら、いろんな事を話します。
今は寒いですからね、
ウチに来て、
決して美味しいとは言えないインスタントコーヒーを一緒に飲みます。

彼はそんなコーヒーでも喜んで飲んでくれます。
「黒ければいい」そうです。



遡ること木曜日の夜、
僕のバイト先は営業後、まかないを出してくれるのですが、
社員さんが疲れていたようで、まかないを作るのがカッタルイと言いました。

なので、社員さんの奢りで、
社員さんとS君と僕の3人でご飯を食べに行きました。

ご飯を食べるというのは建前であるということはわかっていました。
やはりビールを飲んでしまいました。


S君はもちろん、飲んだ後、ウチに泊まりに来ました。


迎えた金曜日の朝。

S君起きません。
しかし僕は仕事に行かねばならぬので、彼を置いて仕事に向かいました。

僕はお昼休み、家に帰って昼食をとります。
家に帰るとS君は寝てました。
一緒にお茶漬けを食べ、一緒に家を出ました。


金曜日のバイト、その日もS君とシフトが被っていました。

もちろんウチに来て、黒いだけが取り柄のコーヒーを一緒に飲み、軽く話して寝ました。


迎えた土曜日の朝。

その日も彼は起きません。

彼を置いて仕事に向かいました。


土曜日は午前のみ仕事だったので、
家に帰ると彼は雑誌を読みながら、
お湯を沸かしてコーヒーを飲む支度をしてました。


「おかえりなさい」


笑顔でそう僕を迎えてくれました。



僕  「今日は午前で仕事終わりなんだ。」


S君   「じゃあバイトまで暇ですか?どこか行きますか。」


そんなやり取りをし、散歩をしに行きました。


歩いていると、屋台のたこ焼き屋さんがありました。


僕たち2人はたこ焼きを食べることにしました。


僕たち   「二つください。」


たこ焼き屋さん   「マヨネーズは?」

僕たち   「お願いします。」

たこ焼き屋さん    「これ、おまけね。」

僕たち    「ありがとうございます。」


それがこのたこ焼き

おまけ

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お互い一個食べちゃった後に写真撮っちゃった。

12コ入り、300円

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丁寧さを微塵も感じられないマヨネーズのかけ方。

おっちゃん、いいキャラしてるわ。


散歩にいった先の公園で、陶器市が開催されており、
それを眺めたり、
遊んでいる親子を眺めたり、
犬の散歩をしている人を眺めたり、


そうやって午後を有意義にまったりと過ごし、
僕はバイトに行き、彼はGEOに行きました。



みんなはS君のことを、
「変な人」と言います。


僕はそうは思いません。


23歳の彼は今、
すごく素直に生きています。
きっと多くの人が大人になるにつれて、

本音と建前
社交辞令
長い物には巻かれろ

といったことを覚えると思います。


彼は素直な人です。
それが人には「変な人」にうつってしまうのかもしれません。

本来誰もが子供の頃は、
泣きたい時に泣き、
楽しい時に笑い、
怒りたい時に怒り、
きっと喜怒哀楽に素直に生きていたはず。

それを表現するのが難しくなってくるのが大人なのかな、なんて最近思います。


彼を「子供だ。」
なんて決して思っていません。
ただ、素直な人です。
そんな人がきっとみんな羨ましくって眩しく感じるんだろうな。



彼はいつか偉大な音楽家になることでしょう。



このブログを読んでくれた人。
この名前、覚えておいたほうがいい名前かもしれませんよ。


「山城渉吾」



今はまだお互い貧乏だけど、
いつか家やコンビニじゃなく、お店でお酒を飲むのが僕たちの目標。


今この時間を懐かしむ日が来ることを願って、
これからも黒いだけが取り柄のコーヒーを飲み続けるんだと思う。