テーラー見習いのブログ

埼玉県のテーラーミヤサカで見習いをしている26歳です。手縫いにこだわりをもっている、キャリア50年を超える師匠のもとでの見習い生活の日々を綴っていきます。

初の婦人服と、昨日の送別会

テーラーミヤサカにお世話になってから、紳士服だけしか経験してきませんでしたが、
今回、初めての婦人服。

今日は、そのお手伝いをしておりました。

脇のしつけをしたところ。
もう形になってきてます。

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シルクとウールの混紡の生地。
なかなかいい柄だなぁ。
僕がこの生地でジャケット欲しい。。

明日完成予定らしいです。

師匠、婦人服もいけるんだー。
すごいなー。

婦人服も覚えて、茂美ちゃん(母)に作ってあげたいなぁ。



昨日、
元バイト先のみんなが送別会をしてくれました。

わざわざ、お店を休みにしてまで、してくれました。

もうそれだけでお腹いっぱいなのに、

プレゼントまで、、、

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シェーカー。

新しいやつかなぁ。
と思ったら、お店で使っていた物とのこと。


みんなが一言ずつ書いてくれて、文字消えないようにラップしてくれてる。


嬉しい。


みんなの前で挨拶しろ。
という、当然の流れになり、

やばいと思った。



言葉、
発したら、
涙出てきちゃう。




どうしよう。





やっぱり出てきた。





しかも止まらない。





どうしよう。




えーい、もういい。泣いてやる。




嬉しかったんだもん。




しょうがないもん。




その後は、嬉しい嬉しい感情を抑えきれず、
お酒弱いのに、イケイケ大学生みたいな飲み方をしてしまい、
日本酒一気飲みとかしてたら、潰れました。



酔いが少しぬけてきて、頭痛過ぎて、帰宅することに。


みんなはスポッチャ行くって、楽しそうにしてて、
僕も行きたくて、
でも頭痛過ぎて、
行けなくて、
辛かった。


オーナーが家近くまで送ってくれて、
その道中、
「なんでシェーカーをプレゼントにしたか分かる?」

と聞いてきた。

「わかりません。」

と僕。


「今後、ともがシェーカーを振ることは、二度とないだろう。
でも、バイトでシェーカーを振らせたのは、ともだけ。
他のバイトはしてこなかったシェーカーをともは振った。
だから、あえて、もう二度と使うことのないシェーカーを、ともへのプレゼントにしたかった。」




言葉が、
出てこなかった。




嬉しいなんて言葉では、表現できなかった。

オーナーは、元バーテンダー
そのオーナーにシェーカーの振り方を教えてもらった。
オーナーのように上手に振ることはできなかったけど、
このシェーカーでお客さんのカクテルをいっぱい作った。
誰もができるわけではない経験をさせてもらった。




じゃあ、ここで。

と、送ってくれた最後、


「ありがとうございました。お世話になりました。」


と言った僕は、また泣いていた。



泣き虫だ。



「泣いてんじゃねーよ!男は、泣くな。もっと強くて、かっこいい男になれ。
もう泣くな。次に泣くのは、お前の親が亡くなった時にしろ。いいか、もう泣くな。」


と言って、僕の胸を少し強めにパンチしたオーナーのほっぺたにも、少し、涙があった。
パンチしたあと、ハグしてくれた。


僕もハグ仕返した。



働き始めた当初、毎日怒られていた僕は、最後の送別会の日も、怒られた。
僕とオーナーの関係を象徴しているようだった。





もう泣かない。約束する。





最後のオーナーからのお叱りを、
僕は絶対に守る。
強くて、かっこいい男に、僕はなる。