テーラー見習いのブログ

埼玉県のテーラーミヤサカで見習いをしている26歳です。手縫いにこだわりをもっている、キャリア50年を超える師匠のもとでの見習い生活の日々を綴っていきます。

葛利毛織の特徴

少し前に完成しましたパンツをようやくブログに載せます。

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裾はダブル4.5cm

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うん、これくらいのダブル巾が僕も好き。


生地ですが、
葛利(くずり)毛織という日本のブランドです。

テーラーでスーツを仕立てる。

ということをする時、なんだか海外のブランド、例えば、ゼニアやロロピアーナ、スキャバル、ハリソンズなど、人気な生地で作るべきではないか。
と思ってしまうかと思います。


ただ、日本にも素晴らしいブランドはあります。
その一つが葛利毛織。

生地の織り方に特徴があります。


「ションヘル織機」という織機を使っています。
ションヘル織機とは、言い方が悪くなってしまいますが古い織機で、織るスピードが遅い織機です。

遅いスピードで織りますので、生産性はよろしくないのですが、
その昔ながらの織機で織られた生地は、それでしか織れない風合いを持った生地に仕上がります。


このパンツもいい風合いを持ったパンツに仕上がったと思います。


電化製品なんかでは、日本製というのが高いブランド価値を持ちますね。
生地も日本製は素晴らしい品質です。


日本の技術力は素晴らしい。