テーラー見習いのブログ

埼玉県のテーラーミヤサカで見習いをしている26歳です。手縫いにこだわりをもっている、キャリア50年を超える師匠のもとでの見習い生活の日々を綴っていきます。

お直しとオーダーと。

昨日のブログで書いた通り、今日はパンツのお直しをやってました。


写真を撮ってもなんだかよく分からないなと思い写真はありませんが、ウエスト出しのお直しでした。


後ろ中心を限界まで出しても出し足りず、幸いにもワンタックだったので、タックを広げて対応しました。
この手のお直しはもうかなりの数やらせていただいたので、スムーズに進みました。


明日は昨日やっていたスーツのお直しのパンツ部門。
なかなか大直しですが、明日一日で仕上げるのを目標に頑張ります。

 


以前のブログで書いたかもしれませんが、僕は今のお店に入る前はお直し屋さんにいました。
そのお直し屋さんが僕の一番最初の縫製関係の職場。
パートさんがいる職場はだいたいどこにも、幅きかせてる人がいます。だいたいいるんです。
そう、僕がいたお直し屋さんもいました。

縫製ほぼど素人の僕みたいな人間は恰好の餌食。

割とそこそこ鍛えられました、メンタル的に。


そのおばちゃんの口癖が、
「一から作るより、お直しは難しい。」
でした。


何にも知らない僕は、
そうなんだ〜。
と純粋に思っていました。


まだまだ僕はお客さんのジャケットを作ったことはありませんが、
とりあえずジャケット、パンツの作製、お直し、その両方に携わらせていただき分かりました。


結果、どっちの方が難しいとか、簡単とか、ありません。


オーダーにはオーダーの、
お直しにはお直しの、
難しさがあり、楽しさがあります。


ただ、一つ言えることは、
どっちもできた方がいいということ。


師匠はよく言います。
「お直ししかできない人は、数字を追いかけちゃう。数字が目標の数字だとしたも、いいラインになってなければそれはいい服とは言えない。」


たしかに。


師匠いわく、オーダーしかやれなくてお直しはできない人もいるとのこと。


複雑ですね縫製の世界も。


僕はどちらも高いレベルでこなせる職人になれるよう頑張ります。